大阪市立工芸高等学校 撮影研究部OB会
ご挨拶
はじめまして。大阪市立工芸高等学校 撮影研究部OB会です。
工芸高校の撮影研究部(さつけん)は、
高校生写真部の全国大会「写真甲子園」に第1回から初戦応募を続け、今年で18年目となります。
フィルムカメラを手に街に出て、たくさんの大阪人に出会い支えられ、
毎年数ヶ月、1日も休む事なく撮り続ける写真には、
こてこてのおっちゃん達 (04' 『This is おっちゃん よりどり見撮り』)
下町の人情あふれる風景 (05' 『また高架下で会おう』)
ナニワの元気強さ (10' 『産地直送!撮れたて大阪』)
など、女子高生が見た大阪の姿が写っています。
18年間で押したシャッターの回数は、25万回。
その分だけの温かい「大阪人」との出会いが、工芸高校の作品にはあふれています。
今回、18年分の初戦応募作品を1冊にまとめた『大阪17才』を刊行しました。
魂を注いで作り上げた応募作品だけでなく、
惜しくも選ばれなかった写真や制作期間中の熱の入った日記、撮影裏話など、
工芸高校の写真甲子園がつまった1冊となっています。
17才の女子高生が青春の全てを注いで撮り続けた18年分の大阪を、ぜひこの写真集でご覧ください。